MIDOSOミュージックスクールではオリジナルのレッスンノートを使っていますが、

単なる連絡帳とは違う大事な役割を果たしています。

まず、先生からという欄以外は基本、生徒さん本人が書き込みます。

本当に小さなお子様の場合は別として、個人差もありますが、

当教室では、年中さんも自分で毎回しっかり書いて来ています。

毎回のレッスン毎に日付、天気、体調等(これも個性が出て面白いですが)

質問等を自由に書く欄が注目ポイントです。

なぜか先週は、どこかが痛い人が多かったようです。


先週の1例を挙げると

「てがいたいです」と書いて来た生徒さんの場合

体調をチェックしながら読んだ私はまず、「どっちの手のどこが痛いの?」

「どういう時に居たくなるの?」と聞く事から始めます。(まるでお医者様の問診のように)

この時は、ピアノを弾く度に手首がいたくなるとの事でしたので、

ボールを掴んで手首を動かしてもらいました。

肘、時には肩も動いていたので、肘までを私が手で押さえて手首を動かしてもらうと、

動かそうとする時に肘~肩までガチガチになるほど力が入ってしまう事がわかりました。

とても沢山ピアノを練習していたので、練習を重ねる毎に力が必要以上に入るようになってしまっていたのです。

そこで、手首だけを動かせるようにコツを覚えてから、その日初めてピアノに向かうと・・・

弾き終わった後に「痛くない」という言葉が返って来ました。

もちろん、それですべて治ってしまう訳ではありません。

練習を重ねるうちに、また力が入ってしまうかもしれません。

普段から自主的にピアノに向かうお子さんなので、気づかない内にという事も考えられます。

そこで、お母様にその場で手が痛くなる原因と対処法を説明した上で、

ピアノの宿題はいつもより少なめにしました。


そうやって、数年前からレッスンノートを使って、問題を解決して行くうちに、

自ら『その日に習いたい事』を書いて来る生徒さんが増えて来ました。

付箋を貼って、具体的に「○○のところを教えて下さい」等の記述も増えて来ました。

今日はこれを習って帰る、今日はこれを勉強したい・・・

と、1回毎に目標を持ってレッスンに来る生徒さんは、目に見えて上達します。

毎回しっかり自分と向き合う事によって、自分で問題を解決する力も付いて来ます。

そして、その年毎に振り返ってもらうと・・・

 

1年でどのように成長したかも記録としてしっかり残るので、

レッスンノートは今では、レッスンに欠かせないアイテムになっています。

 

 

 

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